50代からでも遅くない!健康的な体を手に入れるための効果的な筋トレメニュー
長年運動を怠っていたとしても、運動は今日からでも始めることができます。
まず、運動不足によって筋肉量が低下すると健康リスクが高まることをご存知でしょうか?
本記事では、運動不足の50代の方に、運動不足がもたらす健康リスクを解説した上で、50代が取り組みやすい運動メニューについて紹介します。
運動を始めることで、身体的な健康だけでなく、精神的な健康にも良い影響があることが明らかになっています。
記事を読んで、運動や筋トレの大切さを理解し、できる運動から始めてみましょう。
男女を問わず50代から筋肉量が大きく減少する
50代になると、体力の低下は筋肉量の減少が原因の1つとされています。
日本人は男女を問わず、35から44歳が筋肉量のピークで、その後は年齢を重ねると筋肉量が減少してしまいます。
とりわけ50代以降は何もしなければ筋肉量が大きく落ち込むため、ケガや病気にかかるリスクが高まるでしょう。
そこで、運動不足の50代は、運動習慣を少しでも早く身につけることが大切です。
適度な筋力トレーニングや有酸素運動などを行うことで、筋肉量の減少を遅らせることができるでしょう。
定期的な運動は、体力維持だけでなく、心の健康にも良い影響を与えます。
運動不足の50代の方は、運動習慣を身につけ、健康的なライフスタイルを実践しましょう。
筋肉量が減少すると生じる3つのリスク
筋肉量が低下することで生じるリスクは、以下の3つです。
- リスクその1: 日常生活動作が困難になる可能性がある
- リスクその2: 代謝率が下がり、太りやすくなる
- リスクその3: ケガや病気にかかるリスクが高まる可能性がある
それぞれのリスクについて詳しく解説していきます。
リスクその1:日常生活動作が困難になる可能性がある
立つ、座る、歩く、姿勢を維持するなど、普段の何気ない動作は、筋肉の働きによって成り立っています。
しかし、50代になると筋肉量が低下し、日常動作が困難になっていくことがあるでしょう。
身体を支えるための筋肉が不足すると、身体を動かすことがつらくなります。
すると、ますます動かなくなり筋肉は衰え、最悪の場合、寝たきりになる可能性もあります。
そこで、50代のうちからでも、筋トレをして筋肉量を維持すると良いでしょう。
筋力トレーニングや有酸素運動など、適切な運動を行うことで、筋肉量の低下を防ぎ、身体を動かす力を保つことができます。
長く日々の生活を楽しむためにも、50代からでも運動を始めることが必要です。
リスクその2: 代謝率が下がり、太りやすくなる
50代になると、身体にさまざまな変化が現れますが、その中でも筋肉の衰えは大きな問題となるでしょう。
なぜなら、筋肉量が減ると基礎代謝量が低下し、内臓脂肪が蓄積しやすく、結果的に太りやすくなってしまうからです。
20代や30代の頃は何もしなくても痩せていた方でも、50代になると何も運動しないと太ってしまう方がほとんどです。
以前と同じ生活を続けていても筋肉を維持することが困難であるため、ライフスタイルを見直す機会となるでしょう。
しかし、基礎代謝が低下している50代の方でも、筋トレを行うことで基礎代謝を上げることができます。
筋肉量の減少を少なくとも食い止めることができます。健康的な身体を手に入れるために、筋トレを習慣化してみましょう。
リスクその3:ケガや病気にかかるリスクが高まる可能性がある
運動不足は、日常生活における身体の不調や病気につながるリスクを高める要因となります。
特に、筋肉量の低下は、身体機能の低下を招くだけでなく、骨密度の低下やバランス感覚の悪化なども引き起こすため、転倒などのケガにつながりやすくなります。
また、糖尿病や心臓病、脳卒中などの生活習慣病の発症リスクも高まる可能性もあるため、早めに手を打つと良いでしょう。
加齢に伴い、体力の低下や筋肉量の減少など、身体の変化が起こるため、運動習慣を身につけることが重要です。
例えば、ウォーキングやストレッチ、軽い筋トレなど、自分に合った運動を続けることで、体力を維持し、病気やケガのリスクを下げることができます。
運動を習慣化するためには、まずは簡単な運動から始め、少しずつ継続するように心がけるようにしましょう。
50代が筋トレをすべき6つの理由
50代が筋トレした方が良い理由は、以下の6つです。
- 理由その1:年齢に関係なく筋肉は鍛えられる
- 理由その2:ケガのリスクが低下する
- 理由その3:病気のリスクが低下する
- 理由その4:脂肪の蓄積を抑えることができる
- 理由その5:心身の安定にも繋がる
- 理由その6:健康寿命を延ばすことができる
それぞれの理由について詳しく解説していきます。
理由その1:年齢に関係なく筋肉は鍛えられる
長年筋トレをしてこなかったため、筋肉がつけられないと感じる方もいるかもしれませんが、筋トレを始めるのに遅すぎることはありません。
筋トレの特徴として、何歳からでも筋肉を鍛えることができます。
幅広い年齢層に筋トレを行わせた研究によると、65歳から96歳までのどの年齢層でもトレーニング効果が確認されました。
つまり、80歳でも90歳でも筋トレすることで筋肉量を増やすことができるのです。
そのため、これまで筋トレをしてこなかったとしても、年齢に制限はありません。いつからでも筋力を向上することができます。
手遅れになることはありませんので、今日から始めてみましょう。
理由その2:ケガのリスクが低下する
健康な身体を維持するためには、筋力トレーニングが非常に効果的です。
というのは、筋力が衰えると足腰が弱くなり、つまずいたり転倒したりするリスクが高まるためです。
しかしながら、筋トレを行うことで、筋力が増強され、足腰が強化されるため、つまずいたり転倒したりするリスクを軽減できるでしょう。
さらに、筋トレは怪我の予防にも繋がります。
十分に発達した筋肉は、身体のバランスを改善し、怪我をするリスクを低下させます。
また、適切な筋トレを行うことで、筋肉や関節の柔軟性が増し、怪我をした場合でも回復が早くなるというメリットも見逃せません。
以上ように、筋トレはケガのリスクを下げることができます。適度な運動を日常生活に取り入れ、健康な身体を維持しましょう。
理由その3:病気のリスクが低下する
運動が健康に良いことは周知の事実かもしれませんが、その理由を改めて振り返ってみましょう。
運動をすることで、血液の循環が促進され、心臓や血管の健康を維持することができます。
また、運動によって免疫力がアップし、病気にかかりにくくなるため、健康にもつながります。
さらに、筋トレをすることで筋肉量が増え、骨密度も向上するため、骨粗鬆症や関節痛などの病気のリスクを減らすことができます。
そして、運動や筋トレはストレス解消にも効果的であり、メンタル面でも健康を保つことにも繋がるでしょう。
以上ように、日常生活に運動や筋トレを取り入れることで、健康的な身体を作ることができます。
健康維持のために、積極的に運動や筋トレを取り入れていきましょう。
理由その4:脂肪の蓄積を抑えることができる
年齢と共に筋肉量が減少すると、代謝が低下して脂肪が蓄積されやすくなりますが、適切な筋トレを行うことで、太りにくい体を作ることができます。
まずは、ウォーキングやランニングなどの有酸素運動で脂肪を燃焼し、筋トレに取り組むことで、筋肉量を維持することができます。
筋肉量が増えることで、基礎代謝量も上昇し、太りにくい体を維持することができるでしょう。
また、筋肉は脂肪を燃焼する働きもあるため、脂肪燃焼効果を高めることもできるので、スマートな体型を維持したいなら筋トレは欠かせません。
ただし、筋トレは過剰に行うと怪我や疲労を引き起こすこともあるため、適度な強度や回数を守ることが重要です。
適切な筋トレを行うことで、年齢を重ねても健康的な体を維持することができます。
理由その5:心の安定にも繋がる
50代になると、ストレスや不安、うつ病などの心の病気にかかるリスクが高くなると言われていますが、適切な筋トレを行うことで、心の安定に繋がる可能性があります。
体を動かすことで脳内に分泌されるホルモンには、ストレスを軽減し、心の安定を促す作用があります。
また、筋トレによって身体が引き締まり、自信を持つことができるため、自己肯定感が高まるという効果も生まれるでしょう。
また、筋トレによって体力が向上することで、日常生活でのストレスに対処しやすくなります。
50代になると、身体の衰えを感じやすくなる時期ですが、適切な筋トレを行うことで、身体も心も健康的に維持することができます。
日々の生活の中で、適度な運動を取り入れることで、健康的な50代を送りましょう。
理由その6:健康寿命を延ばすことができる
年齢に関係なく、健康的な生活を送るために欠かせないのが筋トレです。
特に中高年になると、筋力や身体の機能が低下し、健康維持が難しくなりますが、筋トレをすることで筋肉量が増え、骨密度も上がり、転倒などのリスクが軽減されるでしょう。
また、筋トレをすることで健康への意識も高まり、生活の質が向上し、健康寿命を延ばすことに繋がります。
筋トレを始める場合は、軽い運動から始め、徐々にレベルアップしていきましょう。
適度な運動量であれば、筋肉をつけるだけでなく、関節の可動域も広がるため、身体の柔軟性が保たれ、身体が硬直化するのを防ぐことができます。
健康的な生活習慣を心がけ、適度な筋トレを行うことで、年齢に関係なく健康寿命を延ばし、充実した生活を長く続けましょう。
運動不足の50代に効果的な筋トレメニュー6選
50代に効果的な筋トレメニューは、以下の6つです。
- メニューその1:ウォーキング
- メニューその2:スクワット
- メニューその3:プランク
- メニューその4:プッシュアップ
- メニューその5:バイシクル・クランチ
- メニューその6:レッグ・レイズ
それぞれのメニューについて詳しく解説していきます。
ウォーキング
50代におすすめの筋トレメニューとして、ウォーキングがおすすめです。
ウォーキングは、心肺機能の向上に加え、下半身の筋力トレーニングにも役立ちます。
また、負荷が少なくリスクが低いため、どんな年代でも安心して取り組める運動と言えるでしょう。
ウォーキングは、音楽を聴きながら、自然の中を歩いたり、仲間と一緒に歩いたりすることができるので、楽しく続けられます。
全く運動してこなかった人も、運動を始めるにはウォーキングがおすすめです。
快適なウォーキングのためにはシューズ選びが大事です。
本サイトでは、ウォーキングシューズの特徴、選ぶポイント、注意点、シューフィッターおすすめの商品を解説している記事もあります。
ウォーキングシューズ選びに関心のある方は、ぜひ参考にしてみてください。
スクワット
スクワットは、脚の筋肉を強化し、バランス感覚を養うために効果的なエクササイズです。
50代以降は、脚の筋肉が衰えやすくなるため、スクワットを取り入れることで筋力を維持・強化すると良いでしょう。
また、スクワットは膝や腰への負担が少なく、柔軟性も高まります。
正しいフォームで行うことで、姿勢改善にもつながります。
スクワットは自宅でも手軽に行えるため、日々の運動に取り入れることができるでしょう。
さらに、スクワットのバリエーションも豊富で、自分に合ったレベルから始めることができるのも魅力的です。
ただし、急激な負荷や誤ったフォームでのスクワットは、ケガの原因になるため、注意が必要です。
プランク
プランクは50代におすすめの筋トレメニューです。
プランクは、腹部、背中、腕、脚など全身の筋肉を鍛えることができます。
また、腹筋運動の中でも背骨や首に負担がかかりにくいため、安全に継続的に行うことができるでしょう。
加えて、プランクは姿勢改善にも効果があり、腰痛や肩こりの改善につながります。
初めての方でも、自分に合った時間で始められるので、徐々に時間を延ばしていくことで徐々に筋力がつきます。
ただし、プランクは姿勢が重要なので、正しいフォームで行うことが重要です。
プッシュアップ
50代におすすめのプッシュアップ(腕立て伏せ)の理由は、腕や胸、肩などの上半身の筋肉を効果的に鍛えることができるためです。
年齢が上がるとともに筋肉量が減少し、姿勢が悪くなる傾向があるため、プッシュアップは姿勢改善にも効果があります。
また、プッシュアップは、腕立て伏せのバリエーションが豊富で、体力や目的に合わせて、難易度を調整することができるでしょう。
例えば、膝をついて行うことで負荷を調整できます。
ただし、無理をせず、腕や肩に負担をかけすぎないように注意が必要です。
バイシクル・クランチ
バイシクル・クランチは、仰向けになって、自転車を漕ぐように腹筋を鍛えるトレーニング方法です。
50代におすすめな理由は、腰や膝に負担をかけずに、腹筋を効果的に刺激できることです。
バイシクルクランチは、腹筋トレーニングの中でも比較的簡単なものであり、室内で気軽に行うことができるでしょう。
慣れてきたら、回数やセット数を増やすことで、より効果的に腹筋を鍛えることができます。
レッグ・レイズ
レッグレイズは、腹筋と脚の筋力を同時に鍛えるトレーニング方法です。
50代におすすめな理由は、膝や腰への負担が少なく、下半身の筋力を効率的に鍛えることができることです。
レッグレイズには、様々なバリエーションがあり、難易度を調整することができるでしょう。
正しいフォームで行うことが重要であり、ゆっくりと行うことで、より効果的にトレーニングができます。
筋トレ効果を得るためには継続が必要
筋トレを始めるとき、継続することがとても大事です。
1日や2日だけの短期間のトレーニングでは、筋肉増加や強化を実感することは難しいでしょう。
適切な頻度でトレーニングスケジュールを立て、無理のないペースで続けることが大切です。
毎日トレーニングをする必要はありませんが、継続的に取り組むことで、体力や筋肉量の増加、身体能力の向上、脂肪燃焼効果などを得ることができます。
また、トレーニングの効果を高めるためには、トレーニングを行うだけでなく、十分な栄養摂取と十分な睡眠をとることも大切です。
適度な運動によって筋肉が疲労した後は、栄養補給や睡眠で回復させると良いでしょう。
効果的なトレーニングと回復のバランスをとることで、長期的に継続することができ、効果を得ることができます。
運動習慣を続けるためのヒント
運動習慣を継続するためには、定期的なトレーニングのスケジュールを決め、無理のないペースで続けることが大切です。
そして、継続するためにはトレーニングに楽しみを見出すことも重要です。
好きな音楽を聴いたり、友達と一緒に参加したりするなど、楽しい要素を取り入れることで、トレーニングが苦痛でなくなり、長期的に継続できるようになるでしょう。
また、自宅でのトレーニングが苦手な方は、ジムやカルチャー教室などの運動施設を利用することがおすすめです。
フィットネスジムにはトレーニングの相談ができるスタッフがいたり、習慣化のサポートを受けられたりするため、モチベーションを維持しやすい環境が整っています。
なお、教室では準備運動からクールダウンまでの流れが完結しているため、トレーニングに必要な時間を効率的に使うこともできるでしょう。
このように、健康に興味を持つ方たちと一緒に運動することで、互いに刺激を与え合い、モチベーションがアップするので、検討してみてはいかがでしょうか。
運動習慣を継続するにはコツがいります。
当サイトでは、ジム初心者向けに、マシンの使い方と、筋トレの基本をまとめた記事もあります。
気になる方はぜひ下記記事もチェックしてみてください。
今日から運動を始めてみよう【まとめ】
本記事では、運動不足が原因で50代の方々の筋肉量が低下することが、健康リスクの高まりにつながることを解説し、運動の必要性とおすすめのトレーニングメニューをご紹介しました。
年齢に関係なく、筋肉は鍛えることができることが証明されています。
ですから、運動を始めるのに遅すぎるなんてことはありません。
簡単に始めやすいウォーキングやスクワットなどの運動から始め、少しずつ慣れていきましょう。
本記事を読んで、運動の大切さについて理解し、無理のない範囲で運動を始めましょう。
自宅で孤独に運動するのが難しい場合は、ジムやカルチャーセンターで誰かと一緒に運動することをおすすめします。
健康に興味がある方と一緒に過ごす時間は、モチベーションを維持するのに役立ちます。
健康的なライフスタイルを手に入れましょう。
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ぜひ一度訪れてみてください。自分に合ったジムを見つけ、運動習慣を身につけましょう。